【不安】借金の支払いができません。この先どうなるのか不安です

Q.少し前までは何とかお金を借りながら借金の支払いを継続することができていましたが、事情があって職を失くし最近ではついに支払いができなくなってしまいました。もちろん貯金もありません。銀行からお金を借りていたのですが、支払いができない状況が続いてしまい、最近では銀行に替わって消費者金融業者から支払いの催促が来るようになりました。この先どうなるのでしょうか。不安です。

A.ご不安、心中お察しいたします。お金を借りないと借金の返済ができない状態はもう既に限界を超えている状況です。その時点で早めに行動に移しておけば不安も最小限に抑えられたことでしょう。借金を借金で返していても借金が増えるだけと言うことは、少し教えれば小学生でもわかることです。どうしてここまで突き進んでいたのでしょうか?そっちのほうが気になります。

ともかく、今はその支払いができないということであれば、迷うことなく即刻、債務整理を行ったほうが良いでしょう。このまま放置していればどんどん利息が加算されて行くだけです。貯金も無く財産も仕事も無いのであれば失うものもないでしょう。債務の金額によっては少し仰々しいと感じることもあるかもしれませんが、自己破産をすれば支払わなくてはいけない借金がなくなるだけでなく、新たな借り入れもできなくなり、その「借金癖」も改善されるのではないでしょうか。

いくら銀行からお金を借りていても、その保証は消費者金融業者が行っています。銀行がお金を回収できないと判断した時には代理弁済と言って、支払いができなくなったあなたに変わり保証会社である消費者金融業者があなたの借金を支払います。そして支払ったあなたの借金の金額をそのまま保証会社、つまり消費者金融業者があなたに請求することになるのです。今あなたはこの状態です。

そしてこの間も利息は加算されていきます。利息を加算しながら借金はみるみるうちに大きくなり、それでも支払いができなければやがて裁判になり、裁判に負け、裁判所から支払うように言われることになります。こうなるとそのお金は必ず支払わなければいけなくなるだけではなく、家財なども含めてお金になるようなものは全て差し押さえられるということになるでしょう。

こうなると働けば給料は差し押さえられるなど、とにかく何かを得れば奪われるという生活になります。このような状態にならないようにするためには今すぐ債務整理を行って、まずは利息の加算を止めることが良いのではないでしょうか。どれぐらい滞納し続けて頑張っているかは分かりませんが、年利20%だとしても5年で借金は倍になります。できるだけ早めに手を打つことが重要でしょう。

閉じる