【不安】出費が嵩み初めてキャッシングを利用することになりました

Q.冠婚葬祭や私生活での急な出費が重なり、人生で初めてキャッシングを利用しようと考えています。しかし、実際に借りなければならないとなると、いろんな不安が浮かんできます。返済していけるのか、強引な取り立てが来たりしないか、の他に理由のない漠然とした不安も感じます。実際キャッシングでお金を借りるのに他に何か問題はありますでしょうか?

A.おそらく「借金は良くないこと」や「借金は悪いこと」という固定観念があるのではないでしょうか?日本人には多いタイプですが、借金は悪いことでもなんでもありません。むしろ上手に人生を楽しんでいくために借金を有効に利用することは大切なことです。

少し余談にはなりますが、欧米と違い日本ではお金に関する教育は行われません。何でも欧米の真似をすれば良いというものでもありませんが、最低限のお金に関する勉強はしておいたほうが良いのです。それをしていないがためにあなたのような借金に「漠然とした不安」を感じる人が生まれてしまうのです。

さて、本題ですが、これから借金をしようと考えているのであれば、それほど返済んに関して心配する必要はありません。消費者金融でお金を借りようとすれば年収の三分の一までしか借りることはできません。辞めることなく仕事をしていれば、年収の三分の一の金額であればそれほど大きな負担を感じることなく返済することが可能です。

もしも銀行で融資を受ければ年収の三分の一という制限はありません。しかし、金利もそれほど高くはなく、制限はないものの、ある程度常識の範囲内の貸し付けしか行わないのが銀行です。結果、返済に苦しむような金額を貸し付けることはないでしょう。結果、消費者金融で借りるにしても、銀行で借りるにしても、返済ができなくなるほどの負担になることは、まずありません。

そしてもう一つのご不安として強引な取り立てを心配しているようですが、よほどローカルの悪徳金融業者からお金を借りない限り、この点も心配する必要はありません。今は貸し手よりも借り手が法律でしっかりと守られています。借り手が精神的に不安を感じるような取り立てはほとんどの場合禁止されています。

具体的には電話などでの恫喝も強引な取り立てになります。もちろん会社など本人以外への取り立ても強引な取り立てと判断されます。決められた時間外の取り立ても強引な取り立てです。そしてこれらの強引な取り立てを行えば、法的な処分が行われ、損害賠償を請求することも可能です。

ただ、この強引な取り立てを回避するためには、借りる先もしっかりと検討することが重要です。登録されているかどうかも分からない業者や、名前も知らない業者から最初に借りる必要はありません。まずは銀行や信用金庫、それがだめなら大手の消費者金融を利用しましょう。

あとの漠然とした不安は冒頭で説明した部分から来る不安であることが考えられます。借金は何も悪いことではありません。真っ当な業者から真っ当な金額を真っ当な手続きで借り入れていればそれほど不安を感じる必要はないでしょう。ある程度の年齢になると、ある程度の借金はしておいたほうがむしろ無難です。歳を取って初めての借金をするよりも、やはり若いうちに借金がどのようなものか勉強しておくことも重要なのです。

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