【不安】やっぱり借金して支払いが遅れると怖い人が自宅に来ますか?

Q.今、カードローンで借金をしています。特に今の時点で支払いができないようなことはありませんが、仕事も派遣で短期の仕事でつないでいる状態なのでいつ仕事が切れてしまうか分かりません。借金の返済ができないと良く怖いお兄さんが自宅に来るような話を良くテレビで見かけますが、やっぱり支払いが遅れたりすると自宅に集金にくるのでしょうか?そのことを考えると不安で仕方ありません。

A.テレビの見過ぎです。良くテレビで脅したり怒鳴ったりして返済を要求する姿や音声を録音・録画して放送していますが、あんなのは数年前どころか10年以上前の話です。あんな過剰な請求を行えばあっという間に問題になります。その金融業者は営業を続けていくこともできなくなるでしょう。

ただ、これはまともな金融業者の話です。まともな金融業者とはしっかり自社を貸金業者として登録している業者を言います。この登録すら行わずに営業している業者は、最初から法律を守る気はないわけですから、もしも返済が遅れたり、滞ったりすれはどのような行動に出るかはわかりません。

とは言ってもこのような違法業者でも普通に考えてよほどの大金を借りて逃げ続けているような状況でない限り最初から厳しい取り立てを行うことはありません。利用者が警察に逃げ込めば営業が厳しくなることは間違いないのです。そんな毎月数千円や数万円程度の支払いで自社の営業が苦しくなるような取り立てを行うことは考えにくいでしょう。

もし仮に暴力的な取り立てや恐怖を感じるような取り立てを行われるようであれば、まずは弁護士などの専門家に相談するべきです。弁護士と言うとそのコストを気にする人もいますが、借金の取り立てに関する相談は様々なところで無料相談を受け付けています。これらの無料相談を利用すればコストを考えることなく過剰な取り立てを回避することが可能です。

また、実際に自宅の敷地内に侵入されたり、何か傷つけられたりした場合には即刻警察に相談することでも対応できます。実際に被害が無い状況であれば警察も動くことはできません。しかしそこに実害が発生していれば警察も動きやすいのです。相談するときには警察と弁護士という二つの方法を考える必要があるということを覚えておいてください。

最後になりますが、借金は返済するのが当たり前の話です。返済の約束もしているのにそれが守られないときに問題が発生するのです。返済ができないときに居直るのではなく「悪いな…」という気持ちを前面に出して貸金業者と接していれば、大きなトラブルに発展することはないのです。約束が守れなかったときに全く悪びれずに相手と接していれば、余計なトラブルが発生することになります。

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